米AMD決算発表、歩留まり問題で1億2,836万ドルの純損失

'99年4月14日 発売(現地時間)



 米AMDは現地時間の14日、'99年第1四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比17%増の6億3,159万ドルで、純損失は1億2,836万ドル。1株当たりの損失は88セント。また売上高は、前期比20%減となっている。
 第1四半期の決算にはリストラ費用1,500万ドルが含まれており、これを除いた純損失は1株当たり81セントの見込み。

 同社のW.J.サンダース会長兼CEOは、「第1四半期に言える良いことといえば、第1四半期が終わったこと」とし、「大幅な売り上げ減のほとんどがK6-2の歩留まり問題に起因する。3月に入ってからは、歩留まりは改善され第2四半期の生産量は増加すると予想している」と述べている。

□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(和文)
http://www.amd.com/japan/news/corppr/nr9969.html
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/news/corppr/9964.html

('99年4月15日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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