【イベント】

コンシューマ市場に再び挑むApple Computer


Macintosh夏の祭典「MACWORLD Expo」が開幕
MACWORLD Expo/New York - the Creative World -


会場写真
開催地:米国 New York
会場:Jacob K. Javits Convention Center
会期:7月7日~10日(現地時間)


 Macintoshの、そしてMacユーザーの夏の祭典「MACWORLD Expo」の季節がまたやってきた。例年のBostonから今年はNew Yorkへと開催地を移し、また『the Creative World』という副題の付いた初めてのMACWORLD Expoでもある('99年2月に幕張で開催されるMACWORLD Expoもこの名称が付けられることがすでに決まっている)。こうしたいくつかの新しい試みは、iMacをもってコンシューマ市場に再び参入するApple Computerの動きとあわせて、多くのエキサイティングなニュースをユーザーに伝えてくれるイベントとなる可能性を秘めている。

 会期は本日7日からスタートしたが、初日はPre-Conference Workshopのみ。場内の会議スペースでセッションが続くなか、展示会場の設営作業が最終段階に入っていた。エントランスやメインコンコースには、お馴染みの巨大な「Think different」の垂れ幕が掲げられ、また展示の中心となるであろう「iMac」のものもよく目につく。8日は、Steve Jobs氏(衛星中継による参加)とPhil Schiller氏による基調講演が9時から始まり、展示会場もオープン。こうしてMACWORLD Expoが本格的にスタートする。

展示会が明日8日からとあって、まだ閑散としているレジストレーションのエリア。明日は早朝からこの場所に来場者が長い行列をつくることになる ブースの設営作業が続く展示会場の入り口付近。会場となるJacob K. Javits Convention Centerはエントランス付近がガラス張りのモダンな建物だ なぜか逆さまに掲げられている「You are now entering a beige-free zone.」。深い意味があるのか、それとも掲示のミスか? 回答は明日!?

Broadway
 New Yorkでは、秋にCOMDEXが開催されるLasVegasのように、コンベンションが開催されるからといって街のビルボードがコンベンション一色に染まるわけではない。しかし、マンハッタンを散策すれば、いくつかAppleのビルボードを見つけることができた。写真は、Broadwayと7th AVE.が交差するところに掲げられた「Think different」の新しいビルボード。ブロードウェイミュージカルの割引チケット販売を行なう「TKTS(ティケッツ)」の真向かいという好ロケーションにある。


 PC Watchでは、基調講演をはじめ場内の展示の様子など、会期中連日にわたってMACWORLD Expoの現地レポートをお届けする予定だ。

□MACWORLD Expo/New Yorkホームページ
http://www.macworldexpo.com/mwny98/index.html

('98/7/8)

[Reported by 矢作 晃(akira-y@st.rim.or.jp)]


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