【業界動向】

'97年度第4四半期、通年ともに増収増益
K6の売上高、出荷数が急増

AMD、大幅増収増益、K6も好調

'98/1/13 発表(現地時間)

 米AMD社は現地時間の13日、'97年度第4四半期決算を発表した。大幅な増収増益で、売上高は前年同期比23%増の約6億1,300万ドル、純損失は約1,200万ドルで、前年同期の約2,100万ドルから大きく改善した。
 また、'97年度決算も増収増益となり、総売上高は前年比21%増の約23億5,600万ドルとなった。純損失は約2,100万ドルで、前年の約6,800万ドルから大幅に減少した。

 AMDでは、K6プロセッサの売上高が急増し、前期('97年第3四半期)比26%増の1億9,000万ドルとなり、出荷数も前期比50%増の150万ユニットに達したとしている。また、フラッシュメモリなど、MPU以外の分野でも利益が向上した。
 なお、「K6の需要は引き続き好調を維持しており、生産量は著しく増大している。特に、より高速な製品の出荷数が増えており、現在では233MHzが全出荷数の半数近くを占めている」とし、「今後は0.25ミクロン技術への移行を最優先事項とする」としている。

□AMDのホームページ
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/news/corppr/9802.html
□日本AMDのホームページ
http://www.amd.com/japan/
□ニュースリリース(和訳)
http://www.amd.com/japan/news/corppr/nr9802-1.html

('98/1/14)


[Reported by seino@impress.co.jp]


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