【周辺機器】

2MB/4MBの2機種
3.3V/5Vの両方の単一電源に対応

連絡先：
シャープ(株)　IC天理事業本部
メモリカード事業化プロジェクトチーム
Tel.07436-5-2544

　シャープ株式会社は、ミニチュアカード規格に準拠した低価格のフラッシュメモリ「ID340シリーズ」2機種を発売した。「ミニチュアカード」は、インテルが中心となりMCIFが策定した切手サイズのフラッシュメモリの規格である。インテル、富士通などに続いての供給となる。

　3.3Vおよび5Vのいずれの単一電源でも動作するスマートボルテージタイプのフラッシュメモリを採用している。

　今回発売されたのは2MBと4MBだが、97年第2四半期には、1MBと8MBの製品も量産化するとしている。

　ミニチュアカードを使う機器としては、デジタルカメラやボイスレコーダー、携帯情報端末が想定されており、コニカの試作デジタルカメラ「Q-EZ」などが採用している。

【仕様】

• ビット構成　×16bit
• 電源電圧　3.3V単一、または5V単一
• アクセスタイム　100ns（5V時）、150ns（3.3V時）
• 消費電力　70mA(5V読み出し時）、25mA（3.3V読み出し時）
• 動作温度　摂氏0度～60度
• サイズ　38×33×3.5mm

○MCIFホームページ
http://www.mcif.org

○インテルのプレスリリース
「低コスト・フラッシュメモリ・ミニチュアカードの量産出荷を開始 (7/2)」
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press/minicard.htm

○富士通のプレスリリース
「最大容量8Mバイトのフラッシュメモリ・ ミニチュアカード新発売 (7/30)」
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1996/Jul/30.html

○参考記事
【7/2】インテル、ミニチュアカードを発表。8月から量産開始
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960702/intel.htm

【9/5】WORLD PC EXPO 96レポート　デジタルカメラ編
※コニカ「Q-EZ」掲載
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960905/expo2.htm

('96/10/1)

[Reported by date@impress.co.jp]