VIA、自社ブランドで「P4X266」搭載マザーボードを投入
~ATXフォームファクタ7モデル、Micro ATX2モデルを発表

P4X266 Mainboardのロゴ

10月15日(現地時間) 発表



 VIA Technologiesは15日(現地時間)、プラットフォームソリューション事業部(VPSD)を立ち上げ、Pentium 4用チップセット「P4X266」搭載マザーボードを自社ブランドで発売すると発表した。

P4X266 PE11-L
 同社のVPSDが発売するのは、ATXマザーボード7モデルとMicro ATXマザーボード2モデル。ATXフォームファクタでは、Socket 478対応マザーボードがEthernetやRAID機能などの有無により「PE11-L」、「PE11-S」、「PR22-R」、「PR22-S」、「P4XB-R」、「P4XB-S」の6モデルが、Socket 423対応マザーボードは「VL33-S」1モデルが用意される。Micro ATXフォームファクタではSocket 478対応の「P4XB-M」と、Socket 423対応の「P4XV-M」の2モデルが用意される。

 VIAのWenchi Chen CEOは、「VSPDの設立により、VIAは業界内のリーダーシップを広げていく。顧客は最先端の技術、製品をより迅速に得ることができるようになる」と述べている。

 「P4X266」については発表当初からIntelのPentium 4用バスのライセンスを受けていないことが問題視されており、実際にライセンスなどを巡り、VIAとIntelの両社は世界各地で訴訟合戦を繰り広げている。大手マザーボードベンダーの多くはこの問題を嫌って、P4X266搭載マザーボードの発表を見合わせていることから、今回VIAが自社ブランドで搭載マザーボードを投入することを決断したと思われる。

□VIA Technologiesのホームページ(英文)
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.via.com.tw/jsp/en/pr/vpsd_pr.jsp
□P4X266 ATX Product Family(英文)
http://www.via.com.tw/jsp/en/products/vpsd/mobo_index.jsp
□関連記事
【9月27日】Intel、特許侵害でVIAをドイツ、英国、香港の3地域で提訴
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010927/intel.htm
【9月10日】Intel、Pentium 4用チップセットの特許侵害でVIAを提訴 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010910/intel.htm
【9月10日】VIA、特許侵害などでIntelを反訴
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010910/via.htm
【9月28日】【Hotrev】P4X266搭載マザーボードSHUTTLE AV40
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010928/hotrev128.htm

(2001月10月15日)

[Reported by usuda@impress.co.jp]

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