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米Gateway、AOLと共同開発のインターネット端末にCrusoe採用

5月30日 発表(現地時間)


 米Gatewayは、4月に発表した米America Online(AOL)と共同開発のインターネット端末(IA)に、米TransmetaのCrusoeとMobile Linuxを採用したと発表した。

 GatewayのPeter Ashkin上級副社長は、「CrusoeとMobile Linuxは、簡単で信頼性が高く、便利なインターネットアクセスを提供するというAOLとGatewayの戦略をサポートする。Crusoeはこの新しい市場で、新しいインターネットサービスを提供するのに優れたプロセッサーだ。Mobile Linuxは家庭内でのワイヤレスIAで高い性能を実現する」と述べている。

 Gatewayは、4月にTransmetaに出資しており、パフォーマンス、駆動時の温度が低く小型パッケージ化ができることや、バッテリ駆動時間などからAOLと共同開発のIAにCrusoeを採用したという。同端末には「Instant AOL」のカスタマイズバージョンと、Netsacpeのブラウザエンジン「Gecko」などが搭載される。

 Crusoeは、モバイル向けのx86互換プロセッサ。実行速度と駆動電圧をアプリケーションの負荷によって可変する「LongRun」技術による低消費電力を特徴とする。

□Gatewayのホームページ(英文)
http://www.gw2k.com/home/index.shtml
□ニュースリリース(英文)
http://investor.gateway.com/news/20000530-16588.htm
□Transmetaのホームページ(英文)
http://www.transmeta.com/
□Transmeta/Crusoe関連記事インデックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000127/trans_i.htm

(2000年5月31日)

[Reported by taira@impress.co.jp / Watchers]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp