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東芝松下ディスプレイ、光学式タッチパネル機能内蔵の液晶を開発

12月9日 発表




 東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社は9日、タッチパネル機能を内蔵した3.5型低温ポリシリコン液晶ディスプレイを開発したと発表した。

 同社は2003年4月、スキャナ機能を内蔵した液晶ディスプレイを開発。今回、その技術を発展させ、光センサーの感度向上、信号処理の高精度化などにより、短時間での読み取り、信号処理を実現した。

 従来のタッチパネルは、画面への接触を圧力などで検知するが、この開発品では液晶画素に埋め込まれたイメージセンサーで検知。外付けのタッチスクリーンが不要となるため、薄型化/小型化/軽量化が可能となる。

 開発品の主な仕様は、320×240ドット(QVGA)表示/26万色表示対応で、表示リフレッシュレート、読み取りデータレートともに60Hz。主にモバイル機器をターゲットとしており、2005年中に製品化の予定。

□東芝松下ディスプレイテクノロジーのホームページ
http://www.tmdisplay.com/
□ニュースリリース
http://www.tmdisplay.com/tm_dsp/press/2004/04-12-09_j.htm
□関連記事
【2003年4月9日】EDEX2003 電子ディスプレイ展開幕
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0409/edex.htm

(2004年12月9日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]

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