3月1日発表

　米Maxtorは1日、アルプス電気株式会社とHDD磁気ヘッドの供給と技術に関する長期的な契約を締結したと発表した。同契約は、技術協力だけでなく一般業務も対象となる。

　Maxtorは、この契約によって将来への長期間にわたって不可欠な技術の強化につながり、コスト削減、効率の改善、新製品のタイムリーな発売といった点で、両社に相乗効果が生まれる、としている。

　Maxtor社長兼CEO ポール・タファーノ氏は、「アルプスは、長年にわたり我が社のサプライチェーンに大きな貢献をしてきた。重要な技術パートナーであるアルプスと戦略的な関係を深めることができ、非常に喜ばしく思う」とコメントしている。

　アルプス電器取締役 山崎孝一氏は、「この契約は、両社が長年にわたり築いてきた戦略的な関係を強化するもので、当社は独立系の主要サプライヤとして、磁気記録ヘッドの安定需要を得られる。また、ヘッドやHDDの新技術においても緊密に協力できることを心待ちにしており、この契約で得られる好機に大いに期待している」と述べている。

□Maxtorのホームページ(英文)
http://www.maxtor.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.shareholder.com/maxtor/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=129709&reltype=Corporate&maxtor_section=press
□ニュースリリース(和文)
http://www.maxtor.co.jp/about/press/release_corporate/2004/0301.htm
□アルプス電気のホームページ
(3月2日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.alps.co.jp/

(2004年3月2日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]