2月17日(現地時間) 発表

　米Rambusは17日(現地時間)、高速パラレルバスロジックインターフェイス「Redwood(開発コードネーム)」を発表した。

　Redwoodはピンあたりのデータレートが400MHz～6.4GHzにおよぶバス技術で、プロセッサ/チップセット/ネットワークチップ間などの接続に応用が可能。

Redwoodはプロセッサ/チップセット/ネットワークチップ間などの接続に応用可能

　“HyperTransport”、“SPI-4”、“RapidIO”といった、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)ベースの規格と下位互換性があるほか、低レイテンシ、低電力動作に最適化されており、同社では高ボリュームで低コストなシステムに理想的としている。

　そのほか、“FlexPhase”と呼ばれるタイミング調整回路技術や、動的な電流/終端抵抗技術を内蔵する。

　同社では、すでにRedwoodのライセンス提供を開始しており、日本では1月にソニー・コンピュータエンタテインメントと東芝が、Rambusのメモリ技術「Yellowstone」とともにライセンス契約を結んでいる。

　同技術の詳細はIntel Developer Forumにて20日(現地時間)に詳細が公開される予定となっている。

□Rambusのホームページ(英文)
http://www.rambus.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.rambus.com/news/pressrelease.cfm?id=84
□製品情報(英文)
http://www.rambus.com/products/redwood/
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【1月7日】米Rambusがソニー、東芝ら3社と次世代DRAM技術でライセンス締結
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0107/rambus.htm
【2002年7月4日】Rambusが次世代RDRAM技術「Yellowstone」の概要を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0704/kaigai01.htm

(2003年2月18日)

[Reported by wakasugi@impress.co.jp]